【ドラフト】JOUプレビュー3

今日はリミテで活躍しそうなデメリ付き授与サイクルが来ました。

ヒャッホー！

水晶オウムガイ
テーロスブロックのコモン・アンコクリーチャーのサイクルには、
「青が一番強い」というルールがあります。
ナイアードしかり、ニクス生まれのトリトンしかり。
この水晶オウムガイも、サイクル中最強といえるのでは無いでしょうか。

まず、4/4というサイズは単体で中盤を制圧出来ます。
+2/＋2強化された相手の2/2を止められ、
殴りに行けば、やたら沢山いる3マナパワー3に相打ちを取られることもありません。

更に、相手に授与すれば、こちらのバットリが除去になります。
一見5マナの授与＋バットリでの除去はアドバンテージを失っているように見えますが、
相手クリーチャーが除去された後オウムガイは自軍側に戻ってくるのでカードアドは失っていません。
バットリが1マナだったとして、6マナで除去＋4/4と考えれば、テンポ面から見ても悪くありません。

もちろん、（リスクはありますが）こちらのクリーチャーに授与して巨大フィニッシャーを作っても良いですし、非常に柔軟に動ける強力なカードだと思います。

ただ普通に4/4として素出しした場合、相手の授与でカードアドを取られるので注意。

時の賢者
追加ターン伝々は無意味です、ほぼ赤の1/1英雄的＋１の劣化版。
それでも軽い英雄的持ちなので、青白英雄でどうしても安いクリーチャーが足りなかった場合には入る可能性もあります。
具体的に言うと、青銅の黒貂と同じぐらいの評価。

モーギスの軍用犬
テンポ面で非常に優れた攻撃強制付き熊。
デメリ付き2/2、又は3マナ＋2／＋2はどちらも単体では物足りないですが、
柔軟性は非常に魅力的。これを強化してもよし、これで強化してもよし。
取れたらまずデッキに入る筈、軽い授与なので英雄的との相性も良いです。
相手に授与する機会はあまり無さそうです。

トガリトゲ
名前がイカしてる。英名の"Spirespine"の語呂の良さを残した名訳といえるのではないでしょうか。

素出しした場合は、パワー4のブロッカーとして運用することになります。
＋2強化されたタフ2を討ち取れるのは偉いですが、
サイズが簡単に上がる環境なので、強制チャンプブロックになってしまう可能性も高いです。
メインは5マナ＋4パワーの授与のほうになると思います。うまく回避持ちに付けられればあっという間にゲームが終わる。
サイクル中では柔軟性が低く、一番扱いが難しそうです。

盲いた喧嘩屋
白の2マナパワ－3、しかも人間！
ということでテーロスの飛行付与ペガサスと相性抜群です。
単体では殴れないデメリ持ちなので、横に並べるボロス向け。
一点強化する能力である授与とは完全なアンチシナジーですね。
それでもサイズが優秀なので、取れれば英雄的デッキにも普通に入りますが。
最悪でも2マナパワー3のブロッカーになれますし。

相手のクリーチャーに授与して攻撃を止めたい場面は、たまにありそう。

英雄の導師、アジャニ
初手確定だけど出てきてもなんとかなることも多そう。

秘密はいつもどおり点数です。